《平行世界物语》
高校生の四加一樹は、周りには見えないロボットの幻影が見えるようになり、変わった存在として扱われていた。この特異な能力を知った科学者の真田博士は、四加を研究室に連れてくるように、自身の娘である三月に依頼する。博士はパラレルワールドの存在を証明しようとしており、怪しい装置に四加を座らせることで実験を行うが、手違いにより四加は別の世界に転送されてしまう。
平行世界に飛ばされた四加は、特定の人間しか操縦できないコアロボット1号機"ハルツィーネン"を巧みに操作して敵を撃破する。この事実を知った平行世界の真田司令長官は四加を呼び出す。四加は元の世界に戻りたいと懇願するが、侵略者との戦争が勃発しており、理論が未完了だったため帰還は困難だった。
戦争を終結させ、元の世界に早く戻るため、平行世界に一緒に飛ばされた三月とともに真田家に滞在し、ハルツィーネンを操縦して侵略者との戦いに挑むことになる。そうした中で、四加たちのドタバタな日常生活が始まり、予期せぬ出来事が彼らを待ち受けていた。">